スポーツジムで見かける超マッチョな人は、見た目の筋肉も太いから、体も凄~くかたい・・と思っていませんか?
実はこれはまったくの間違いで、そもそも鍛えて筋肉が太くなるのと、体や筋肉がかたくなるのは別の問題です。
体が柔らかいというのは、関節の可動閾の広さと関係していて、筋肉の多くはこの関節と関節の間にくっついていて、筋肉が伸びたり縮んだりすることで関節も大きく開いたりします。
筋肉を鍛えれば、確かに筋肉は太くなり、強度は増すのでかたいような感じになりますが、実際にかたくなっている訳ではありません。(むしろ、運動をしていない筋肉が細い人の方が、血行も悪くなって筋肉もかたく、柔軟性がない場合が多い)
このことは、日頃、体を鍛えに鍛えている運動選手や相撲の力士が大きく開脚できたりするのをみれば明らかです。
ただ、鍛え過ぎて筋肉が太くなり過ぎると、隣り合った筋肉同士がぶつかり合って、本来可能だった運動が制限される・・・ということはあります。
中野坂上治療院
古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com
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