#402 イノシシ年にちなんだ干支の話し

今年はイノシシ年ですね。
日本での干支の由来の話しは、誰でも知っていますよね。
神様が来年の1月1日に挨拶にきた動物、先着12番までを今後の十二支として決めるという、いわゆる『年明けウルトラ順位争奪レース』です。
その中で、実は一番で走ってきたのはイノシシだったのは知っていましたか?
『猪突猛進』の言葉通り、イノシシはまっすぐしか走ることが出来なくて、思わずゴールを通り越してしまい、戻ってきた頃には一番最後の12番目になったのだそうです。
他にも、13番目に着いてしまったカエルは、結果をきいて「帰る」と言って帰ってしまったり、ネコはネズミに1月2日の朝にレース開催とウソを言われて十二支に入れずそれからネズミと仲が悪くなったりとウラ話しも満載のエピソードなのです。
十二支は、日本の他にもあり、中国・韓国・台湾なども同じくイノシシですが、ベトナム・チベット・タイなどでは豚になっています。(さらにタイ・チベット・ベトナムのウサギは、日本ではダマされて入っていなかったネコになっています)
日本には、干支が入ってきた6世紀頃は豚がいなかったから、それっぽい感じのイノシシを亥に当てはめたといわれますが、じゃあ寅や辰はどうよ?・・・って感じで不明です。(笑)
そもそもブタは、人間が野生のイノシシをよりたくさんの肉がとれるように、太った胴長の体型に改良・家畜化されて出来たものですが、カロリー・脂質は双方ともあまり豚肉とさほど変わらないですが、鉄分はなんと4倍、ビタミンB12が3倍。コラーゲンも多いので美容にも嬉しいお肉なのです。食べる機会があればぜひ食べてみましょう。

中野坂上治療院
古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com

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