慢性腰痛:腰に負担がかかる作業や姿勢によって、腰を痛めてしまうことを言います。例えば、長時間立ちっぱなし(座りっぱなし)の姿勢を続けていると、背中や腰の筋肉が血行不良を起こし、コリや痛みを引き起こします。
ギックリ腰(急性腰痛)とは:
重い物を持ちあげたときなどに、腰が突然痛くなることをいいます。西洋では「魔女の一撃」とも呼ばれるほどの強い痛みが伴います。原因は、腰や骨盤周辺の筋肉、靭帯、関節包などの捻挫や損傷によるもので、普通は筋肉の炎症が治まれば、痛みも1週間前後で引きます。
予防・改善するには?
立ちっぱなし(座りっぱなし)や前屈みの姿勢を続けていると腰の筋肉が疲れてしまいます。腰に負担をかけ過ぎない生活習慣と、日頃からの腰痛予防(ストレッチ、または筋肉をほぐす鍼灸やマッサージなど)を心がけることが大切です。
体勢が取りづらいと思われる狭い場所で、重い物を持ちあげるときはギックリ腰になりやすいので注意します。もしなってしまった場合には、まずは安静にすることが第一です。痛みが10日以上経っても引かない、足にシビレがある、血尿や血便、貧血やあるなどの症状が出ている場合は医師の指示を仰ぎましょう。
中野坂上治療院
古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト