縮こまった体に「背伸び」の効果!
上半身が縮こまった姿勢は、内蔵を圧迫し、体全体の不調を招いてしまいます。「背伸び」を心がけて、しなやかな体をつくりましょう。
1)カベから一歩離れて立ち、カベに背中をつけてもたれかかる。両手を真上にあげ、左右の手首をひねった状態で手のひらを合わせる。そのまま両手をカベにつけて、二の腕が耳に触れるくらいまで腕と上半身を上に引き伸ばす。
2)カベにもたれかかったまま、肩甲骨でカベを拭くように腕と上半身を左右にゆっくりと倒す。
効果・解説:
背中が丸くなるとお腹の筋肉も縮んだ状態になり、内臓の働きも低下します。反対に、背筋を伸ばすと自然とお腹にも力が入り腹筋もつきます。さらに背中の「脊柱起立筋」や胸の「肋間筋」も伸びるので、食事前におこなえばダイエットにも効果的。背伸びをしながら上半身を大きく倒すことで、腹腔内圧に変化がつき内臓機能も活発になります。
中野坂上治療院
古賀 直樹
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