背中のコリやだるさは、主に背中の筋肉の慢性疲労によるもの。では、この慢性疲労がどこからくるかというと、普段の「姿勢の悪さ」や「使いすぎ」による筋肉の緊張や精神的なストレスからと考えられています。背中の中心を通る背骨を支え、上半身を起こした姿勢を維持している<脊柱起立筋>は長時間の立ち仕事や座り仕事で疲労しやすい筋肉です。
放っておくとどうなるの?
首や肩のコリ、頭痛、腰痛などを引き起こします。背中の筋肉は、体を占める面積が大きいため、内臓の不調など体全体の調子に悪影響を及ぼしてしまうことも。さらに、精神面のストレスや睡眠不足、倦怠感などを招く原因にもなります。
予防・改善するには?
筋肉の慢性疲労が原因なので、休みなく筋肉を働かせない、悪い姿勢を長時間続けないことが第一なのはいうまでもありません。さらに、「平日は長時間のデスクワーク、休日は疲れて一日中寝てばかり」といった生活も要注意。筋肉は休ませるだけでなく、しっかり伸ばしてほぐすことが大切です。不規則な生活リズムを続けていると内臓にも負担をかけてしまい、背中の筋肉も疲労しやすくなります。生活習慣を改善し、作業の合間や休日にしっかりとストレッチをして、予防することをおすすめします♪
中野坂上治療院
古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
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