ストレスや緊張で、首に力がはいっていると首コリに発展してしまうことも。首には脳に送る血液や神経系が密集しているため、自律神経が乱れやすくなります。
胸鎖乳突筋(きょうさにゅうとつきん)は、耳の後ろあたりから鎖骨にかけて走っている大きな筋肉です。普段から首を曲げたりひねったりと忙しく働くため疲れやすい筋です。この胸鎖乳突筋の周りには神経やリンパが集中しているため、こり固まった筋肉がそれらを圧迫すると、ストレスや倦怠感、頭痛を引き起こしてしまいます。首コリを解消するには、長時間のマッサージよりも小まめにほぐすことが大切です。
やり方
1)カベから1歩離れ、横向きに立つ。
左腕を曲げて、こぶしを耳の下にある胸鎖乳突筋に当てる。
そのまま肘先をカベにつけて寄りかかる。
2)胸鎖乳突筋を軽く圧迫するように、カベに向かって体重をかけて戻す。
3~4回繰り返したら、元に戻る。反対も同じようにしておこなう。
(やりすぎに注意。一日二回)
強くもんだりすると首の筋肉は危険を感じてさらに緊張し、かたくなるので注意しましょう。
中野坂上治療院
古賀 直樹
▼中野坂上治療院のウェブサイト
http://www.nakanosakaueseitai.com
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